[Vinery - Linux 雑記]

脱 Windows 計画 (Vine Linux 2.1)

 「GNOMEは重い」そう思っていましたが、そんなことはありません。「実は GNOME ではなく enlightenment が重かったのか」と実感したのは、 srv (Celeron 333MHz)の OS を Laser5 Linux 6.0 から Vine Linux 2.1 に入れ替えた時でした。( 家庭内サーバの構築を参照)Laser5 6.0 の GNOME+enlightenment 時代は、全体的に X がトロクセーなと思っていましたが、Vine 2.1 の GNOME+sawmill ではサクサク動きます。
 ならばどうせ電源入れっぱなしのファイルサーバで、日常のちょっとした作業(WWW, メール)はこなしてしまいましょう、というのが脱 Windows 計画の発端です。

 とりあえず WWWブラウザとメーラさえ決まれば、あとはボチボチ Linux スキルを蓄えて行けばよろしい。よく雑誌ではオフィススイートのないのが云々言われていますが、現状では Word や Excel 使うときは Windows 使えばよろしい、というのが持論です。
 WWWブラウザは Vine 2.1 の Netscape 4.75 で当面十分です。が、問題はメーラ。使い慣れた Becky! さんとお別れするのがつらく、一時は VMWare を試してみたりもしました。Becky! を捨てられないのが脱 Windows 計画の足かせでした。
 

CONTENTS

CONTENTS
Last update
メーラ Sylpheed
2001.05.10
ATOKX for Linux
2001.06.16
Mozilla
2001.06.17



メーラ Sylpheed

 Sylpheed 0.4.52 では Vine 2.1 の Sylpheed 0.4.2 で不満だった点が改善されていました。これでようやく Becky! とお別れする踏ん切りがつくというもの。 Becky! とお別れしたいんじゃなくて、Windows とお別れしたいのですよ、念のため。
 0.4.52
ニュースの投稿機能を実装。
 0.4.50
アーキテクチャを大幅に変更し、 オブジェクト指向的にフォルダを管理するようにした。
メールボックスの位置が指定できるようになった。 また、  複数のメールボックスを同時に扱えるようになった。
 Sylpheed の RPM は今井さんのホームページ で公開されています。
 rpm コマンドで Sylpheed パッケージをアップデートします。
# rpm -U sylpheed-0.4.52-2.i386.rpm

 全然問題ないですね。
 まぁ念のため、しばらくは Becky! と併用して様子を見ることにしましょうか。
 

[2001.05.10]

 今では完全に Sylpheed に移行しています。
 気がつくと Sylpheed のバージョンが 4.66 になっていたのでアップデートしました。
# rpm -U sylpheed-0.4.66-1.i386.rpm

 自動メールチェック機能(4.66)、コピー機能(4.63) が実装されたのが嬉しいです。
 コピー機能は少し違う文面で再送信したりするのに便利です。


ATOK X for Linux

 Vine 2.1 には Canna や FreeWnn が入っていますが、それではだめなんです。生理的に [Shift]+[Space] で IM の ON/OFF を切り替えるのが許せないのです。理由は明らかで、
  1. 僕は Java プログラマなので、アルファベット打鍵時の基本は CAPS OFF です。大文字を入力するのには当然 [Shift] を押します。で、大文字の前後にスペースを打つ場合、左小指が [Shift] に残っていたりします。結果、意図しないIM の ON/OFF が頻繁に起こってしまい、非常にストレスが高まります。僕だけ?
  2. 僕のキーボードは ぷらっとホーム FKB8579 という英語キーボードです。Windows や Solaris で [Ctrl]+[Space] で切り替えるのに慣れているので、今更違うのは嫌だなぁ。
 もちろん、/usr/lib/X11/app-defaults/Kinput2 を変更することで、IM ONを [Ctrl]+[Space] に変更することはできすが、IM OFF は変更できません。IM ON は [Ctrl]+[Space]、OFF は [Shift]+[Space] という非常に気持ち悪い組み合わせは我慢できません。
 そこで色々調べていたら、柔軟にカスタマイズでき、かつデフォルトの IM ON/OFF が [Ctrl]+[Space] である ATOKX for Linux に突き当たりました。正直なところ、変換効率などはあまり気にしない方なのですが、まぁ色々試してみたいという気持ちに駆られて購入しました。

 まずは CD-ROM をマウントしてインストールです。
# cd /mnt/cdrom
# ./install_atokx

 これだけではグラフィカルログイン画面(wdm)に表示されません。Vine 2.1 での設定方法は  JUSTSYSTEM の サポートページ で公開されています。
 また、Tcl/Tk で入力できない現象に対する パッチもあります。これを入れないと、TkNamazu が使い物になりませんでした。パッチを当てたら、まぁ使えるようにはなりましたが、ドキュメントウィンドウに ATOK と表示されたりして完璧とはいきませんでした。実用上の不便はありませんが。
 
 

[2001.06.16]

 新しい パッチが公開されました。  手順通りに ダウンロードして解凍すればOK。
 Netscape の問題は今まで気づいていなかったといえ、少し嬉しい。


Mozilla

 Netscape 4.76 が今一つ不安定なので、Mozilla を試してみたくなりました。
 以前にも試したことがあるのですが、そのときはまだまだ不安定で使う気にならなかったのですが、最近は随分良くなったような噂だし、雑誌記事のブラウザ画面でもかなり見掛けるようになったし、ということで導入することに決めました。

 実はノートパソコン上にインストールした TurboLinux Server 6.5 では Mozilla を試していて、そこそこ使えることは分かっていました。が、その時の要領でインストールしたのが大間違い。

Vine Linux に Mozilla を入れる場合は全ての作業を root でやるのが吉
という教訓を得ました。これは su で root になるのではなく、あらかじめ root でログイン して作業するという意味です。(Turbo では su してインストーラを実行してもOKだったのですが)

 とりあえず Mozilla 0.9.1 がリリースされていたので、ダウンロードしてインストール。
# tar xvzf mozilla-i686-pc-linux-gnu-0.9.1-sea.tar.gz
# cd mozilla-installer
# ./mozilla-installer

 ここで、過去に別バージョンの Mozilla のインストール経験があり、かつインストールに失敗する場合は、/root/.mozilla や /home/hoge/.mozilla を消しておくのが無難なようです。
 で、気になる使用感ですが、Zオーダに問題ありです。一度別ウインドウの陰に入ると、フォーカスを戻してやってもウィンドウが前に出て来ません。これは Mozilla の問題なのか、ウィンドウマネージャの設定の問題なのか、まだ判断がついていません。ブラウジングはちゃんとできているのに、使い物になっていません。Nightly Build なんかも試してみようっと。

[2001.06.17]

 Zオーダ問題は解決しました。
 犯人はIM(僕の場合は ATOK X)ステータスウィンドウのようです。
 ココを参考に XIM を over-the-spot にしてやれば解決します。

 全体の設定をする場合次のようにします。
# vi /usr/local/mozilla/defaults/pref/unix.js
pref("xim.input_style", "over-the-spot");
 # この記述を追加

 ユーザ毎に設定する場合は次のようにします。
$ vi ~/.mozilla/username/*.slt/prefs.js
 # *.slt は適宜読み替え
user_pref("xim.input_style", "over-the-spot");
 # この記述を追加

 全体の設定は Mozilla をバージョンアップする度にやりなおさないといけないのが難点でしょうか。



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