スタジン小説 その25



「雪の花」                               作・さつき


          

 

雪だ。クーゴ。 見えるか?地球上でもこの雪は結晶の形のまま降り積もっているのだろうか・・。 あれから。 星を無くした人々も、どんどん新しい星を見つけて、自らの手で幸せを創っている・・・。 本当に良かったと思う。 ・・クーゴ。おまえは、どうだ? 思いを残すな。 生きているうちに、幸せに なれ。 愛する人を哀しませるな・・・。と、傍にいたら言ってやるのに・・・残念だよ。 また、会おうな。この宇宙に抱かれて待っている。 ・・・知っているか? 人は、幸せになるために生まれていくのだ。 ここから。








*タイトル「雪の花」は、にいなさんにつけていただきました*

雪…冒頭にあったから。花…ベラミスを指す。と、閃いたのですが。
後付けで。
雪花―花の散るように美しく降る雪、と辞書にあります。
儚く雪は溶け、花は散るけれど。
今、ベラミスの居る場所が命の生まれてくる場所なら。
そして雪が降っているのなら。
溶けた雪は水となって、命を育むものとなる。
花は散っても、次により美しい花を咲かせるために、種が出来る。
(木は色々な季節を過ごして花を咲かせる、その繰り返し)
だから雪も花も、生きるという意味を込めています。



2002・12・26更新

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